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企業の防災備蓄は見える場所に置く
2023.06.27

帰ったらあかん!STOP一斉帰宅 の動画がわかりやすい

  • 防災コラム
STOP!!一斉帰宅

新建新聞社発行の「危機管理白書2022年版」を読んでいましたら、群衆雪崩事故の記事に災害発生時の一斉帰宅の抑制する話が書いていて、そこで、YouTubeの大阪府公式チャンネルの「帰ったらあかん!〜大阪府からのお願い!『STOP!!災害時の一斉帰宅』〜」という動画が紹介されていました。「帰ったらあかん」と検索すれば出ると書かれていたので、見てみたのですが、なかなか良くできていましたのでご紹介します。

動画では、ドラマ仕立てで災害発生時に一斉帰宅をしてはいけない理由や、事前に決めておくべきこと、準備しておくことを4つの項目に分けて説明しています。言葉だけでなくイメージできるシーンがあったので理解しやすかったです。

1.基本原則:むやみに移動を開始しない

基本原則:むやみに移動を開始しない

災害が発生して、みんなが一斉に帰ろうとすると、車道に人があふれて救急車や消防車が通れなくなり、救命救助ができなくなる。だから一斉に移動してはいけません。

被害にあった人の中に家族もいるかもしれないから、救命救助活動を妨害する行動をとってはいけません。

被害にあった人の中にあんたらの家族もおるかもしれへんのやで

2.時間帯別行動パターンのルール化

時間帯別行動パターンのルール化

たとえば、通勤時間帯に発災した場合で、家の近くなら家に、会社の近くなら会社に、就業時間内は会社で安全待機など、判断を従業員任せにしないで、社内でルール化をしておくのが望ましい。

時間帯別行動パターンのルール化

3.目安は「3日分」飲料水などの備蓄を

目安は「3日分」飲料水などの備蓄を

備蓄は最低3日分。理由は災害が発生してから72時間が人命救助のデッドラインだからです。弊社の「法人の防災備蓄」のページにも記載していますが、72時間を過ぎると瓦礫の中で埋まっている人々などの救助を必要とする人々の生存率が急速に低下するからです。

この動画でも内閣府のガイドラインに準拠した備蓄を紹介しています。

目安は3日分。飲料水などの備蓄を
その間はできるだけ事務所で待機

4.安否確認・情報収集手段の確保

安否確認・情報収集手段の確保

帰宅できないとなると、家族などの状況が心配となりますが、災害伝言ダイヤル(171)やSNSなどを使って連絡が取れる手段を確保しておくように説明しています。

大阪府の帰宅困難者対策のページ

大阪府の帰宅困難者対策のウェブページ

各事業所で帰宅困難者対策として取組んでいただきたい内容をまとめたリーフレット(A4版)

YouTubeの動画はとても簡潔にわかりやすく伝えているので、一度見て頂きたいと思います。(鳥居)

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